スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン2015(その4)

6月20日(土)サントリーホール(ブルーローズ:小ホール)で開催されたブロガーイベント

「チェンバーミュージック・ガーデン2015」

○ サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン2015(その1)
○ サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン2015(その2)
○ サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン2015(その3)

最後は14:30〜ブルーローズ(小ホール)で開催された。

「ENJOY! ウィークエンド vol.6」

世界的なハープ奏者吉野直子さんと、若手のホープであり、ヴァイオリン奏者白井圭さんの共演を楽しみました。

ENJOY! ウィークエンド vol.6 公演中の様子03
※画像提供:サントリーホール

◎ 吉野直子さん
吉野さんは世界のハープ界で最も注目されている逸材で、6歳よりロサンゼルスでスーザン・マクドナルド女史のもとでハープを学び、1985年には第9回イスラエル国際ハープ・コンクールで最年少優勝。以降世界的なオーケストラや指揮者と共演し、世界の主要音楽祭への参加。多数の賞を受賞し現在華やかに活躍されています。

◎ 白井圭さん

東京芸術大学を卒業。99年全日本学生音楽コンクール優勝。2009年第58回ARDミュンヘン国際音楽コンクール第2位および聴衆賞受賞など。過去にはウィーン・フィルの契約団員も努める。


出演者の詳しいプロフィールはこちらのリンク↓でもご覧頂けます。

○ ENJOY! ウィークエンドvol.6  出演者プロフィール 

「ENJOY! ウィークエンド vol.6」の料金は

指定席2,000円、サイドビュー席1,000円、ペア3,600円
(ワンドリンク付き:シャンパンを除く)

演奏させれた曲は、プログラム試聴もこちらのサイトから可能です↓

○ ナクソス・ミュージック・ライブラリー「プログラム試聴コーナー」


演奏された曲目は以下の通り。


ドニゼッティ: ヴァイオリンとハープのためのソナタ

モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K304

シュポーア: モーツァルトの『魔笛』の主題によるポプリ
     (「ソナタ・コンチェルタンテ」 ニ長調  op. 114から第2楽章)

ルニエ: スケルツォ・ファンタジー

フォーレ: 私たちの愛 op. 23-2

ドビュッシー: 美しき夕暮れ(ハイフェッツ編曲)

アーン: 私の歌に翼があったなら

サン=サーンス: 幻想曲 イ長調 op.124


演奏の合間に、吉野さんと白井さんのトークを交えながら、お2人で曲の解説もして下さる豪華さ!!

ENJOY! ウィークエンド vol.6 公演中の様子02
※画像提供:サントリーホール

プログラムの見開きにプログラムノートとして、楽曲それぞれの説明も有り
お2人の解説と合わせて、その内容を読みながら演奏を聴きました。

お昼後の講座で勉強しましたが

ハープの弦は47本(グランドハープ)
音域は6オクターブ半(ピアノは7オクターブ程度)
弦の色は ド=赤、ファ=黒もしくは青

ペダルが7本(左足3本、右足4本)
ペダルは2段階
上がフラット(弦が緩む)、真ん中がナチュラル、下がシャープ(弦が張る)


吉野さんのお話では、ハープは休符が難しいのだそうで
休符でハープ演奏可能かどうかが決まるのだそうです。

そして、ハープは響きは豊かだけれど、響いてしまい音が混ざってしまいがち
弦をおさえて音を消しても、どこかで響いているのだとか。

吉野さんはいつも

「ハープの響き(特性)が出ると良いな。」と思って演奏なさっているのだとか。

共演されたヴァイオリンの白井さんからは。

「休符なのになんで音を止めないんですか?」
「まだ音が残ってますよ?」

などと言われたとか。。(笑

吉野さん曰く

ハープの特性上、完全に音を消すのは無理。」

なのだそうです。

ヴァイオリンの白井さんからは

「ハープはペダル(足)も有り、とても忙しそう。」

との感想も漏れていました。

とても素直なご感想ですね。。(^^*


実際、とても優雅で優しい響きのハープですが、目の前で演奏の様子を見ると
手だけではなくスカートの下では足が忙しく動き

手足をフルに使って全身で演奏している印象を受けました。

ENJOY! ウィークエンド vol.6 公演中の様子01
※画像提供:サントリーホール

その足の忙しさを隠すために、ハープ奏者は皆さんロングスカートを着用されているのだとのお話も。

また、ヴァイオリンは音をのばせますが
ハープの場合、響きは残るけれど音自体はのばせないのだそうです。

ハープとフルートなら良く一緒に演奏するため
曲目のレパートリーも結構あるのだそうですが

ヴァイオリンとの演奏はあまり無く、曲目もかなり少ないのだとか。


一見優雅なハープですが、裏事情は色々有るんですね!(・・*

世界的なハープ奏者の吉野さんと若手の先鋭の白井さんから、こんな生の声も聴けてとても勉強になりました!!!

ヴァイオリンの白井さんは演奏中
息づかいが中間席の私のところまで聞こえてきました!

まさに生の奏者の気迫が伝わってくるコンサートでした!!


演奏された曲目については、プログラム・ノート(冊子)に説明が記載されていますので
細かな解説は省きましたが


直前の「室内楽を味わうためのヒント」講座で
一部今回の曲目の聞き所を伺いましたので、その内容を記しておきます。


Untitled

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K304

ベルカント・オペラの大家ドニゼッティがオペラ・デビューを果たした直後に書かれた、抒情的な旋律が魅力的な愛らしい小品。

<注目点>
本来、ヴァイオリンと「ピアノ」で演奏する作品について、吉野さんならではの巧みな演奏で、伴奏ピアノをハープに置き換えて演奏しています。

♦︎第1楽章:アレグロ(速く)
・3つのメロディに注目。曲中を通して多々登場する。
・ハープとヴァイオリンのどちらがメロディを担当する?
 ユニゾン(2つの楽器で一緒のメロディ)も有り。
・冒頭のメロディが「転調」して登場。

♦︎第2楽章:テンポ・ディ・メヌエット
     (3拍子、一拍目にアクセント、ゆったりしたリズムで優雅に)

・sotto voce(イタリア語)
・短調〜長調〜短調


サン=サーンス:幻想曲 イ長調 op.124

サン=サーンスが1907年に作曲した『幻想曲』。
繊細かつ抒情的な曲趣に、教会旋法全音音階といった新しい響きが取り入れられています。

<注目点>
・ハープの「華麗なパッセージ」、ヴァイオリンが作品を盛り上げる「効果的な重音
・ハープのペダル使い。

♦︎単一楽章
3連符を含むヴァイオリンの控えめなメロディ
・ヴァイオリンの伸びやかなメロディ
・細やかと緩やかの組み合わせ
・ハープの伴奏形で音楽が盛り上がっていく。※ヴァイオリンの重音
・冒頭に戻ってフィナーレへ!※ハープのグリッサンド


こんなポイントを頭に入れて演奏を聴くと、より一層演奏を楽しめますね♪(^^


こんなに情熱的で一流の方の素晴しい演奏なのに、なんてリーズナブル!
そしてこんなに間近で聴けるなんて!

本当に贅沢なコンサートですね♪(^^


来年2016年は、サントリーホール開館30周年アニヴァーサリー

6回目を迎えるチェンバーミュージック・ガーデン
例年よりも開催期間を1週間長くされる予定だそうです!!

初夏のアークヒルズのサントリーホール
ホール前のアーク・カラヤン広場で開催される、ヒルズマルシェも一緒に楽しみながら

若き音楽家や、世界的な演奏家の奏でる素晴しいコンサート
室内楽(チェンバーミュージック・ガーデン)に耳を傾けてみるのも良いですね♪(*^^*)


※ 最後に。。

サントリーホールの小さな隠れキャラを1つ。

ホール入り口入って直ぐ左側の柱近くの床に「 ♡ 」マークが有るんです。

Untitled

ヒントは・・・ このあたり↓。。笑

Untitled


小さくてなかなか見つけられないかもしれませんが
見つけられたらちょっと楽しいかもです♪

また、この♡の近くには生花の「ブルーローズ」も花瓶に生けられていました。

Untitled

こんな隠れキャラを探しながら

ホールの至る所にある意味が込められた物達を眺め。


サントリーホールにあふれる細かな心遣いを、肌で感じてみるのも素敵ですね♪



関連記事

トラックバック一覧

コメント一覧

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。