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九月九日 ~重陽節~

今日は九月九日と言う事で、古い時代の中国では

「重陽節」と言って、秋のお節句だったようです。


中国文学が専攻だった相方が教えてくれた事を、ちょっとこの場に引用してみます。




その日は登高と言って、赤い実の付いた木の枝を頭に刺して
近くの小高い丘に登った(登高)と言う風習が有ったと聞いている。


唐の詩人王維の作品に

「九月九日 山東の兄弟を憶う」

独り異郷に在りて異客と為り
佳節に逢う毎に 倍(ますます) 親を憶う
遥かに知る兄弟の高きに登る処(おり)
遍く茱萸を挿しはさんで一人を少かん


当時、都の長安に官僚の登用試験で赴いていた王維はこの佳節を
異郷で迎えていた。

遥かに故郷を憶う詩人の念頭には、兄弟全員が頭に枝を刺して
登高する有様が思い浮かんで居た。

大勢居る兄弟のうち、1人だけ居ない者が居る。
それが王維自身である。

兄弟への親愛の情とともに、異郷に居る淋しさを歌った望郷の歌である。


旧暦の九月九日と言えば、今の私達の暦では10月の中程である。

台風が過ぎて、急に秋めいた気候になった今日。

この詩を読むのにふさわしい秋の夜である。




との事。。

何だかとても赴き深い風習が在ったのですね・・。

また他の説明では

「重陽」とは9月9日にあたり、菊に長寿を祈る日。
陽(奇数)が重なる日そして、奇数の中でも一番大きな数字という意味で重陽といわれているんですね。

日本では奈良時代から宮中や寺院で菊を観賞する宴が行われているそうです。



○ 
重陽の節句


○ 
9月9日 重陽の節句


参考図書

○ 「新唐詩選」 吉川幸次郎, 三好達治 著

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